ファイナンシャルプランナー直伝の黒字人生構築ブログ

お金の知識ゼロの20代に真のお金の知識を発信中

「新築と中古」買うならどっちがお得かレクチャーします!

こんにちは、家庭のマネードクター

Yusukeです!

 

「新しく家を買うときに

新築にするか中古にするか

迷いますよね?」

 

あなたも知っているかと思いますが

日本は買うなら絶対に新築がいい

という人が多く

 

あまり中古のマンション・一戸建てを

考えずに新築一本で住居を選択することもありますが

 

「新築には新築

中古には中古の良さがあることを

知っていますか?」

 

今日は新築と中古

どちらがお得なのか

比較していきたいと思います!

 

 

 

費用面で比べる

 

 

 

 

まず新築と中古の費用について

比べてみましょう!

 

物件費用

 

当然ですが物件費用は

新築の方が中古より高いです。

どのくらい差があるのかというと

 

首都圏でのマンションを例にすると

築5年以内の物件の場合、

新築との価格差は200万円~300万円台で

 

築6年~10年以内でも700万円~800万円台と、

築年が新しい中古は、それほど「安い」と言えません。

 

築11年~を超えてくると

1000~1500万円以上の差が出てきて

かなり費用の面でお得になります。

 

諸費用

 

マンションや一戸建ての不動産を購入するときには

物件の費用だけでなく

様々な諸費用がかかります。

 

例えば

・仲介手数料(中古のみ)

・不動産取得税

・修繕積立基金(新築マンションのみ)

 

などがあります。

 

マンションの場合

新築だと物件の2~5%

中古だと物件の5~8%

 

一戸建ての場合

物件の6~10%になります。

 

仲介手数料の分

中古の方が新築よりは

諸費用がかかってしまいます。

 

住宅ローン減税

 

 

 

住居を買った時、住宅ローンを組んだ場合

ある一定の条件を満たせば

所定の額が所得税から控除できる

住宅ローン減税という嬉しい制度がありますが

 

中古の場合は、新築と比べて

住宅ローン控除を適応できる範囲が

小さくなるので気を付けて下さい!

 

住宅ローン減税を使うことのできる条件は

 

①建築物が木造の場合は、

建築されてから20年以内のもの。

マンションなどの耐火建築物の場合は25年以内のもの。

 

②築後年数にかかわらず

新耐震基準に適合することが証明されたもの。

 

又は、既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入しているもの

(その家屋の取得の日前2年以内に

保険契約締結をしたものに限る)。

 

という2つの条件を満たしているかに

よるので住宅ローン減税を使いたい人は

注意して下さいね!

 

維持費

 

 

 

住居を買った後にかかる維持費について

比べていくと、維持費には

「税金」「管理・修繕費」の

二つがあります。

 

税金には、土地と建物の所有者にかかる

固定資産税と都市計画税

土地、建物それぞれにかかります。

 

建物の税額は3年ごとに見直され、

築年が古くなるほど安くので

同じ立地で同じ広さの住宅の場合、

築年が古いほうが税金は安くなります!

 

ただし、一戸建ては新築後最初に課税された年から3年、

マンションは5年まで、

固定資産税額の軽減が受けられるため、

新築のほうが安くなるというケースもあります。

 

またマンションの場合は

毎月管理費や修繕積立金がかかり

中古マンションは大体10年~15年間隔で

大規模修繕が必要だが、

 

修繕積立金が十分に貯まっていない場合や

定期的な修繕が行われていない場合は、

修繕時に一時金の支払いを求められることもあるので

注意が必要です。

 

耐震性で比べる

 

 

 

 

次に住居がどのくらい

地震に強いのかを示す耐震性について

比較してみます。

 

一般的に日本の住宅は、

さまざまな震災をはじめとした自然災害を経て

進化してきているので

新しいものほど耐震性が高いのです。

 

例えば1997年の阪神大震災では

倒壊した建物の多くは

柱の下だけにしか鉄筋を入れたコンクリートである

基礎がありませんでした。

 

一方、倒壊を免れた建物では、

建物の下は全面的に鉄筋コンクリート

覆っているものが多かったということが分かり

それ以降は改善されています。

 

耐震性を重視するなら

できるだけ築数の短いものを選びましょうね!

 

建物保証期間で比べる

 

 

新築と中古では建物性能保証制度の有無

が異なります。

 

建物保証とは、買い取った建物に

不備があった場合に無償で修理してくれる

制度のことです。

 

新築には10年間の保証が付きます。

これは法的に義務付けられているので、

新築であれば例外なく該当します。

 

中古の場合の保証は

売り手が個人か法人かで異なります。

売り手が法人の場合は、2年間の保証が付きますが

一方、個人の場合は「現状渡し」が条件と思ってください。

 

保証のことを考えると

新築の方が充実していますね!

 

まとめ

 

 

両者を比較してみると新築・中古ともに

メリットデメリットがありますので

日本では新築が人気だからと言って

新築一本で考えるのではなく

 

あなたにとって住居には何が

一番大切なのかや

あなたに出せる予算を考えて

物件を選びましょうね!