奨学金は入学金には使えないって知ってる?「入学金が払えず浪人」を回避するための準備とは?
こんにちは、家庭のマネードクター
Yusukeです。
「あなたは大学の入学費をいつまでに
準備しないといけないのか知ってますか?」
「え、入学した後の4月か5月ごろじゃないの?」
と思っているあなた。
実は大学によって様々ですが
私立の場合は合格判定が出てから一ヶ月以内、
推薦で高校3年生の11月に合格したら
12月に入学金として50~200万円も
準備しないといけないのです!
「でも奨学金の申請してるしなんとかなる」
と思っているかもしれませんが、
入学金に奨学金は
利用できません。
今日はなぜ入学金に奨学金が
利用できないのかと
代わりにどんな制度を使えば
入学金や前期の授業料を
準備できるのかについてお話します。
なぜ奨学金は入学金に使えないか?
奨学金の大きな落とし穴とも言えるのが、
支給開始の時期です。
実は奨学金の支給が始まるのは
進学後の5月以降となっています。
また支給は一気に50万円ではなく
月々2~20万円など決められた額で支給されます。
一方で、多くの学校では入学手続き費用の納付期限を
合格発表後の1~2週間以内としています。
AOや推薦入試などで早い時期に合格した場合、
それだけ早くの時期に
約50~200万のお金が必要となるのです。
つまり、入学金・前期分授業料などの入学手続き費用を
奨学金でまかなうことは出来ないのです。
何を使って入学費を準備するのか?
ろうきんの入学時必要資金融資と
入学時特別増額貸与奨学金の活用
ろうきんの入学時必要資金融資は、
入学時特別増額を予約した人を対象に、
増額奨学金が交付されるまでの間、
入学時に必要な資金を、
交付される増額奨学金の範囲内で融資するものです。
融資する額は10~50万円で
入学前であっても利用することができるので
入学金や前期の授業料に活用できます。
また、ここで融資してもらった
10~50万円は入学時特別増額貸与奨学金を
利用することで一括返済されます。
感覚としては
通常は入学後で月々○万円しか
支給されない奨学金ですが
ろうきんの入学時必要資金融資と
入学時特別増額貸与奨学金を活用すれば
入学前に奨学金を
最大50万円を一括で
支給してもらうことができます!
教育ローン
教育ローンは子どもではなく親が契約して
親が返済していくという仕組みになっています。
教育ローンを申し込み審査が通れば
入学前であっても一括で300~500万円支給されます。
入学時特別増額貸与奨学金を利用できなかった場合は
教育ローンを活用していきましょう!
どうやって教育ローンや入学時特別増額貸与奨学金を準備するか
利用できる条件
まずはあなたの家庭や子どもが
教育ローンや入学時特別増額貸与奨学金を
利用できるのか確認しましょう。
奨学金の場合は学業成績や家庭の収入によって
利用できるかどうかが決まります。
教育ローンの場合、学業成績は関係ありませんが
家庭の収入や職業によって決まります。
利用する金額を決める
利用できるかどうか分かったら
次は借りる金額を決めましょう!
あなたの子どもが受ける大学は
入学時や前期の授業料にいくらかかるのか
事前に調べておきましょう!
時期を確認しよう
入学時や前期の授業料にいくらかかるのかが分かったら
後は、入学金や前期の授業料をいつまでに払えばいいのか
確認しましょう!
大学によって払う時期はバラバラです。
合格後は色々と忙しくなるので
事前に確認しないと予定日を過ぎる可能性もあります。
まとめ
奨学金や教育ローンは複雑な制度で
勘違いから、必要な時期に必要な
教育費用を準備できないこともあります。
しっかりとスケジュールを立てて
準備して行きましょう!