ファイナンシャルプランナー直伝の黒字人生構築ブログ

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家はあるけど現金が少ない高齢者のお金不足を解決し 老後破産を防止できるリバースモーゲージとは?

 

こんにちは、家庭のマネードクター

Yusukeです!

 

60歳を過ぎ、定年後は死ぬまで

年金と住宅と貯金に頼って

生活することになりますが

 

「思ったより貯金できていなくて
この先不安」

「医療費がかかりすぎて貯金を
取り崩さないといけない」

「年金が少なくなってきていて心配」

 

など様々な問題が出てきます。

特に多いのが持っている現金が

少なく将来が不安という問題です

 

こんな時、もしあなたが住宅を持っていたら

その住宅を利用して現金に換え

その現金を生活費にできる制度があるのです!

 

その制度とは何かというと

最近はテレビのCMでも見たことあるかもしれませんが

リバースモーゲージ

という制度です。

 

今日はリバースモーゲージとは何かについてと

どのように利用していけばいいのかについて

お話します。

 

 

 

リバースモーゲージとは?

 

 

リバースモーゲージとは

自宅に住みながら、自宅を担保に

金融機関からお金を借りるという制度です。

 

融資限度額は自宅の不動産評価額の50~80%程度で

契約期間は、契約年数(20年間など)を設定するか、

契約者または契約者夫婦2人が死亡してから

約3カ月後としているケースが多いです。

 

契約が終了すると、銀行が担保にしていた

自宅不動産を売却して現金化し、

そのお金で融資を回収し

 

お金が残った場合は、

遺族に返還されるという流れになります。

 

つまり先に銀行からお金を借り

死んだときに必要が無くなった住まいを売ることで

銀行から借りた借金を返済するというものです。

 

リバースモーゲージを利用する利点とは?

 

 

このリバースモーゲージを利用することで

あなたが老後になった時に様々な

メリットが受けられます。

 

自宅を売却しなくても資金が手に入る

 

自宅に資産価値があっても

通常は売却しないと現金にならないので

自宅を現金に換えようと思ったら

引っ越さないといけません。

 

リバースモーゲージ

売却ではないので引越しが不要で

住み慣れた街や苦労して手に入れた

マイホームを手放す必要がありません。

 

生活資金を始めとした幅広い資金使途が認められている

 

リバースモーゲージで借りる時資金使途に条件がありますが

生活資金を始め、高齢者住宅の入居一時金や

旅行や子供結婚資金など幅広い用途で

資金を借りることができます

 

ただし事業や金融商品を買うために

リバースモーゲージでお金を借りることは

できません。

 

元金は契約者死亡後まで返済不要

 

リバースモーゲージでお金を借りた人が

生きている間は金利の支払いのみで

元金の返済が不要です。

 

元金分を返さなくていいので

普通にお金を借りるよりも

毎月の返済が安くなり

死ぬまでにより多くのお金を使えます。

 

リバースモーゲージの注意点

 

 

たくさんのメリットがあるリバースモーゲージですが

注意しておかないといけない点もあります。

 

エリアや物件に制限がある

 

リバースモーゲージはどんな住宅であっても

担保として提供し利用できるのかというと

壮ではなく

 

担保価値が高い、大都市圏か、

銀行・金融機関の営業エリアでないと

利用できないことが多いです

 

また、物件についても、

土地付き一戸建てが中心で、

マンションやアパートに対応していないことが

多くなります

 

住宅を相続できない

 

リバースモーゲージを利用した場合

その住宅は最終的には金融機関にわたります。

ですので、家を子どもに相続させたい場合には

リバースモーゲージを利用することができません。

 

不動産価値の下落、金利の上昇、長寿化でお金を使い切ってしまう

 

リバースモーゲージで借りたお金は

毎月金利分は返すことになりますが

この金利は毎年一回見直される変動金利です。

 

そのため将来、金利が上昇すれば、

金利の支払いが大きな負担になる可能性になり

お金を使い切ってしまうリスクがあります。

 

またあなたが想像した以上に長生きしてしまった場合も

早い段階で融資限度額のお金を使い切ってしまい

その後苦労するでしょう。

 

また、銀行は数年に1回

あなたが担保にした不動産を

評価することになっており

 

不動産市況が悪化すれば、

それに合わせて融資限度額を引き下げられます。

 

融資限度額も固定的なものではなく、変動するので

例えば、1000万円の融資を受けられていたのに

 

不動産の評価が悪化し700万円に引き下げられた場合

予定より早くお金を使い切ることになります。