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火災保険で同じ家は建てられない?

こんにちは、家庭のマネードクター

Yusukeです!

 

 

家を買う時、借りる時、

ついてまわるのが火災保険です。

 

火災保険に入ることで

万が一、家が火事になって

全損、一部損になったとしても

保険金が支給されます。

 

しかし、あなたは

 

「火災保険に入っていれば

元の家が建てられる」

 

と思っていませんか?

 

このパートでは火災保険に入るときに

万が一、あなたの家に被害が出た場合に

 

「本当に元通りに治すことができるのか」

についてお話します。

 

火災保険に入っているあなたの家が

火災の被害を受けた時に

 

元通りの家を建てられるかどうかは

 

「新価で契約しているか」

が重要です。

 

新価で契約とはどういうことか

説明するために住宅の値段について先に

お話します。

 

 

時価とは何か?

 

そもそもあなたの住宅には2つの値段があります。

それは

 

「時価」と「新価」です。

 

 

 

 

「時価」とは何かというと

あなたの家の今現在の建物の価値です。

 

あなたの家を売りに出して

300万円で売れると予想されたら

あなたの家の時価は300万円ということです。

 

建物の価値は時間とともに低下していきます。

たとえあなたが30年前に1000万円で

家を建てたとしても

 

今現在の価値はそれより低い

価格になっています

 

新価とは何か?

 

じゃあ「新価」とは何かというと

 

あなたの今現在の家と全く同じものを

新しく建てるときに

かかる価格のことです。

 

 

 

例えば、30年前に1000万円の家を買って

今現在の時価は300万円だとします。

 

時価はあくまでも

「売ったときの値段」

300万円でまた新しい家を

建てられるというわけではありません。

 

新価を決める要素として

その家の屋根や壁に何が使われているか

その家を建てるときの人件費など

 

様々なことを考慮して求められます。

 

例えば、30年前に買ったときには1000万円

今現在の時価は300万円

今現在の新価は1100万円

 

などです。

 

火災が起きた時に同じ家を建てられるかどうか

 

で、冒頭で言ったように

 

「火災保険で同じ家が建てられるかどうかは

新価で契約しているかで決める

 

とは

どういうことかというと

 

「もしあなたの家が火災にあったら

新価を元に保険金が支給される」

 

ということです。

 

例えば、30年前に買ったときには1000万円

今現在の時価は300万円

今現在の新価は1100万円

 

の場合、火災で全損したら

1100万円の保険金が支給されます。

 

なので、支給された1100万円を使い

元の家に近い家を建てることができます。

 

しかし、

時価で契約している人は

火災で全損しても

300万円しか保険金が支給されません。

 

300万円だと新しく家は

建てれませんよね?

 

 

 

一度あなたの家の火災保険が

 

「時価」で契約しているのか

「新価」で契約しているのか

 

見直してみて下さいね!