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自営業者は年金が少ないって本当?自営業者がやるべき年金の作り方とは?

 

こんにちは、家庭のマネードクター

Yusukeです!

 

あなた、もしくはあなたの配偶者は

どんなお仕事をされていますか?

 

色んな職業がありますが

大きく分けると

 

「自営業かサラリーマン」

 

のどちらかになると思います。

 

実は仕事が自営業かサラリーマンかは

その人の年金額を決めるのです!

 

 

そして

「自営業者はもらえる年金が少ない」

のです!

 

今日はなぜ自営業者は

年金が少ないのかと

自営業者がやらないといけない

年金の作り方についてお話します。

 

 

 

なぜ自営業者はもらえる年金が少ないのか?

 

 

まずそもそもなぜ自営業者は

将来もらえる年金の額が少ないのかについて

お話します。

 

あなたが65歳まで障害もなく生きた場合

65歳からは

 

「老齢基礎年金」

「老齢厚生年金」

 

の二種類がもらえるようになります。

 

老齢基礎年金はみんなもらえるもの

 

 

老齢基礎年金は国民年金か厚生年金の保険料を

ある一定期間以上おさめた場合に

おさめた期間に応じて年金額が支給されます。

 

老齢基礎年金は最長で

40年間保険料を納めることができ

40年納めれば平成30年は満額である

779300円を受け取ることができます。

 

日本はサラリーマンであっても自営業者であっても

基本的に国民年金か厚生年金のどちらかは

20歳から60歳まで強制的に

払うことになっているので

 

老齢基礎年金はみんなもらえる年金として

考えることができます。

 

老齢厚生年金はサラリーマンしかもらえない

 

 

老齢厚生年金は厚生年金の保険料を

ある一定期間おさめ、老齢基礎年金を

貰う資格がある人が受け取ることができます。

 

厚生年金の保険料は

サラリーマンのような自営業者以外の人

しか払うことができません。

 

会社に勤務している人であっても

パートなどある一定の条件を満たした人でないと

厚生年金の保険料を払う対象から外れます。

 

老齢厚生年金は厚生年金の保険料を払った人しか

受け取ることはできないので

基本的に条件を満たしたサラリーマンしか

もらえないのです!

 

老齢厚生年金は

会社でもらっていた平均の給与に

保険料を払った期間と係数をかけた額が

支給されます。

 

どうすれば自営業者は年金を多く受け取ることができるか?

 

 

では、どんな準備をすれば

サラリーマンでない人でも

同じぐらいの年金をもらい将来安心した

暮らしができるのかというと

 

付加保険料を払う

 

付加保険料とは

国民年金の保険料しか払っていない自営業などの人は

国民年金の保険料に月400円上乗せして納めることで

将来受け取る年金額を増やすことができる制度です!

 

付加保険料を払った場合

どのくらい年金額が増えるのかというと

「200円×付加保険料納付月数」

増えます!

 

例えば、20歳から60歳までの40年間

付加保険料を納めていた場合

200円×480月=9.6万円

が老齢基礎年金に毎年加算されるのです!

 

年金の繰り下げ受給を行う

 

老齢基礎・厚生年金は、

66歳以降に繰り下げて受給することができ

繰り下げ期間に応じて、

 

1ヵ月につき0.7%年金額が増額されます。

ただし、70歳以降はそれ以上増額されません。

 

例えばあなたが65歳からもらえる老齢基礎年金を

繰り下げて70歳からもらう場合

年金額は0.7×60ヶ月=42%

 

つまり年間でもらえる年金は

1.42倍に増えるということです!

 

仮に年間70万円もらえるはずだった人は

約100万円に増えるのでお得です。

 

もちろんその分65~70歳までは支給がないので

その間に貯金がなくなる可能性もあるので

繰り下げ支給を利用するときに

破産しないか考えましょう。

 

確定拠出型年金を行う

 

「老齢基礎年金だけじゃ不安」

という人はぜひ確定拠出型年金を

始めてみましょう!

 

確定拠出型年金は自分でお金を

月5000~68000円出し、それを積み立てていき

将来の年金にするものです。

 

自営業者の場合、サラリーマンよりも

月に積み立てることができるお金の限度が大きく

最高で月6.8万円も自分でお金を出して

年金の準備ができます!

 

少額からでも始められるので

不安な人は今すぐ始めてみましょうね!